3M™ リットマン™ ステソスコープ(聴診器)は、優れた聴音性能と使用時の快適性で世界中の医療従事者に選ばれ、広く愛用されています。正しい聴診器の使い方を知り、聴音性能を高めましょう。
自分の側から見てカタカナのハの字の向きに後ろから差し込むようにして装着します。イアーチューブは外耳道に合わせるために最適な角度がついています。 快適かつ耳にフィットして遮音性が得られるように設計されています。
より良い聴音性能を得るためには、特にソフトシーリング・イアーチップを使用する場合、ご自身の耳のサイズに合ったものを選ぶことが重要です。3M™ リットマン™ ステソスコープ(聴診器)のイアーチップには、大小のサイズがあります。
イアーチップを取り付けるときは、完全にはまるまで、イアーチップの小さい側をイアーチューブにしっかりと押し付けてください。
低周波音聴診時:チェストピースを軽くあてると、ダイアフラムは機能せず、ベルタイプの働きをします。
高周波音聴診時:チェストピースを強くあてるとダイアフラムがリングに接触し、高周波音が聴診できます。
ほぼ全ての3M™ リットマン™ ステソスコープ(聴診器)*に、サスペンデッド・ダイアフラムが搭載されていて、チェストピースを皮膚にあてたまま、押さえつける力の強弱で高周波音と低周波音のモード切り替えができます。
*エレクトロニック ステソスコープ、クラシックII ステソスコープ(小児用)、クラシックII ステソスコープ(新生児用)を除く。
**小児用および新生児用モデルを除く。
1. 成人・小児両用型チェストピース** の小児用面は、ベル面への変更が可能です。付属のノンチルスリーブをご利用ください。
2. プラスチック手袋など摩擦力のあるものを利き手にはめて、親指と人指し指でダイアフラムをつかみます。ダイアフラムの裏側に親指の腹を擦り付けるようにしながら、親指の腹で押し上げ、ダイアフラムを取り外します。
3. ノンチルスリーブの一端をベルの端に引っ掛けて、引っ張りながら端全体を覆うようにします。
4. サスペンデッド・ダイアフラムを再度取り付けるには、ノンチルスリーブを取り外して、ダイアフラムの柔らかい側をリムの溝に差し込みます。チェストピースの端に沿って、リムを押さえつけます。
チェストピースの柄の部分にくぼみがあり、聴診可能な面を見分けることができます。聴診したい面にくぼみを向けるように回転させてください。カチッという音がするまでステムを回転させます。
小児用アダプターは、チェストピースのダイアフラム面に取り付けるように作られています。ダイアフラムにアダプターを押しつけるようにして、取り付けます。取り外すには、アダプターをチェストピースから引き離します。
このアダプターは、小児の患者様やるい痩の患者様の聴診に役立ちます。小さな部位でも密着させて聴診でき、低周波音と高周波音の両方の検出性能を向上します。
*3M™ リットマン™ マスターカーディオロジー™ ステソスコープ専用
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