どの3M™ リットマン™ ステソスコープでも、各聴診器の構造に組み込まれている革新的な機能によって、優れた音質と快適性を実現します。下のイラストで、各機能の仕組みと、それらがどのように役立つかをご覧ください。
低・高周波数レンジの設定域内は、さまざまな聴診音があります。上の図のように、周波数の中には互いに大きく重なり合っているものがあります。そのため、医療従事者が高周波数と低周波数を聴き分け、聴診音を頼りに微弱な音を聴き取れることが重要です。
3M™ リットマン™ ステソスコープのサスペンデッド・ダイアフラムは、チェストピースを皮膚から離し、ベル面へ切り替えて置き直すことなく、異なる周波数レンジを聞き取れるため、より効率的に聴診できます。
チェストピースを押さえつける力の強弱を調整することで、各周波数レンジを聴き分け、特定の音を識別できます。
軽くあてるとダイアフラムは機能せず、ベルタイプの働きをします。心音のS3とS4など、低周波音を聴き取ることができます。
強く押し当てるとダイアフラムのダイアフラム(膜)がリングに接触し、低周波音が排除されるので、呼吸音などの高周波音を聴き取ることができます。
・心音、肺音、その他の聴診音を聴き取るために、聴診器を当て直す時間を短縮できます。
・低周波音と高周波音を聴き分けて比較することで、より良い聴診を可能にします。
・異常な音を拾った際に、チェストピースを皮膚から離して置き直すことなく連続して聴診できます。
3M™ リットマン™ ステソスコープ (聴診器) のチェストピースは精密機械加工されており、効果的に音を聴き取れるだけでなく、見た目にも美しい形状をしています。サスペンデッド・ダイアフラムを搭載した片面チェストピースと、一方をダイアフラム面、もう一方をベル面とする両面チェストピースがあります。
「3M™ リットマン™ クラシックIII™ ステソスコープ」と「3M™ リットマン™ カーディオロジーIV™ ステソスコープ」は、成人面と小児面にサスペンデッド・ダイアフラムを搭載した両面仕様で、あらゆる年齢や体型の患者様に対応できる聴診器です。
チューブの色やチェストピースの仕上げなど、条件を設定して、3M™ リットマン™ カーディオロジーIV™ ステソスコープおよびクラシックIII™ ステソスコープをお選びください。
従来のリットマン™ 聴診器の24倍までの音量増幅ができます。ANR(Ambient Noise Reduction)テクノロジーにより周囲の雑音を平均85%低減します。
3M™ リットマン™ ステソスコープ (聴診器) の購入は、こちらからご確認ください。