テクノロジーが実現する主な特長

構造と仕組みのイラスト

イノベーション:
3M™ リットマン™ ステソスコープ (聴診器) の特長

どの3M™ リットマン™ ステソスコープでも、各聴診器の構造に組み込まれている革新的な機能によって、優れた音質と快適性を実現します。下のイラストで、各機能の仕組みと、それらがどのように役立つかをご覧ください。

基本的な聴診器の使い方のヒントを知る


  • 主な機能

    主な機能

    主な機能
イアーチップ
イアーチップ

快適なフィット感だけではなく、優れた遮音性も提供します。イアーチップと耳の隙間を通じて侵入する騒音を遮断します。

バイノーラル(耳管)
バイノーラル(耳管)

バイノーラル(耳管)を開閉して調整できます。

バイノーラル(耳管)
バイノーラル(耳管)

強度と軽量化のために、航空宇宙産業用のアルミニウム合金で作られています。

チューブ
チューブ

皮脂やアルコールへの耐性を得るため、天然ゴムラテックスとフタル酸エステル系可塑剤を使用しておりません。

ステム
ステム

ステムを回転させることで使用したいチェストピースの面を切り替えられます。

チェストピース
チェストピース

サスペンデッド・ダイアフラムを搭載した片面チェストピースタイプと、一方をダイアフラム面、もう一方をベル面とするコンビネーションチェストピースタイプがあります。

サスペンデッド・ダイアフラム
サスペンデッド・ダイアフラム

チェストピースを皮膚にあてたまま、押さえつける力の強弱で低周波音と高周波音のモード切り替えができます。

高感度のツーインワン・チューブ
高感度のツーインワン・チューブ

3M™ リットマン™ カーディオロジーシリーズでは、摩擦音を拾いにくい厚手のチューブを採用しています。


サスペンデッド・ダイアフラムのテクノロジー

心音、肺音、呼吸音の聴診音のグラフ
  • 高周波音と低周波音の聴診

    低・高周波数レンジの設定域内は、さまざまな聴診音があります。上の図のように、周波数の中には互いに大きく重なり合っているものがあります。そのため、医療従事者が高周波数と低周波数を聴き分け、聴診音を頼りに微弱な音を聴き取れることが重要です。

  • 聴診器ダイアフラムの仕組み

    3M™ リットマン™ ステソスコープのサスペンデッド・ダイアフラムは、チェストピースを皮膚から離し、ベル面へ切り替えて置き直すことなく、異なる周波数レンジを聞き取れるため、より効率的に聴診できます。

    チェストピースを押さえつける力の強弱を調整することで、各周波数レンジを聴き分け、特定の音を識別できます。
    軽くあてるとダイアフラムは機能せず、ベルタイプの働きをします。心音のS3とS4など、低周波音を聴き取ることができます。
    強く押し当てるとダイアフラムのダイアフラム(膜)がリングに接触し、低周波音が排除されるので、呼吸音などの高周波音を聴き取ることができます。

  • サスペンデッド・ダイアフラムの利点

    ・心音、肺音、その他の聴診音を聴き取るために、聴診器を当て直す時間を短縮できます。

    ・低周波音と高周波音を聴き分けて比較することで、より良い聴診を可能にします。

    ・異常な音を拾った際に、チェストピースを皮膚から離して置き直すことなく連続して聴診できます。


チェストピース

  • チェストピース

    精密に作られた名品

    3M™ リットマン™ ステソスコープ (聴診器) のチェストピースは精密機械加工されており、効果的に音を聴き取れるだけでなく、見た目にも美しい形状をしています。サスペンデッド・ダイアフラムを搭載した片面チェストピースと、一方をダイアフラム面、もう一方をベル面とする両面チェストピースがあります。

    「3M™ リットマン™ クラシックIII™ ステソスコープ」と「3M™ リットマン™ カーディオロジーIV™ ステソスコープ」は、成人面と小児面にサスペンデッド・ダイアフラムを搭載した両面仕様で、あらゆる年齢や体型の患者様に対応できる聴診器です。


お気に入りを見つけてください

チューブの色やチェストピースの仕上げなど、条件を設定して、3M™ リットマン™ カーディオロジーIV™ ステソスコープおよびクラシックIII™ ステソスコープをお選びください。


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